『継続は力なり』に思う揺るぎない説得力と嫉妬心
ローラになりたい友人がいる。
友人がローラになりたいと言っている。
ローラに照準を合わせた出で立ち。ファッションを軸としたキュートさと色気とピュアさと私は理解している。
40歳手前の女性が合わせた照準がローラだ。
外見的なものについては目下努力中の彼女だ。
前回の記事では、体重が66.8キロだった。
最新データは、65.8キロ。なんと1キロ痩せている。
それよりも驚いたことがある。
最新の体重を問うたところ、日々の体重、前日からの増減、朝昼晩の食事内容、収支、そしてその日の所感を記載している。少なくとも、2週分ほどのデータの画像が私に送られてきた。ノートは所謂普通のノートで、手書きで枠を作り、必要事項を記入したものなのだが、きちんと定規を使って線が書かれており、味のある愛着が湧くようなおもむきのある出来栄えだ。
世の中で成功している人、尊敬に値する何かを持っている人、に共通しているものがあるとするならば、”継続し続けること”だと思っている。
継続は力なり、という言葉があるが、これほど難しいアクティビティは存在しないと思う。どんな小さなことでも、どんな地味なことでも、自分の興味と探究心を貫き通し、継続し続けること、そしてその軌跡を残すことに勝る説得力はないのではないか。
強調し続けていきたいのだが、彼女は”そういうこと”とは無縁の生き方をしていた。
そんな彼女が、どうもその継続は力なりレールに乗り始めてしまったのではないかと、一種の嫉妬心さえ沸き起こるような出来事だった。継続した先にある『力』はすごいエネルギーを持っているはずだ。
やはり彼女は変わり始めている。ローラになってしまうのではないだろうか。